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【ハイキュー】ウシワカイモウト第二部

第28章 ・他所の宿題 終わり


「こぉらお前らぁっ、やるに事欠いて他校巻き込む奴があるかっ、しかもよりによってウシワカんとこの天然娘っ。」
「すすすすすみません菅原さんっ、また次補習嫌だったし文緒さん白鳥沢に途中から入ったくらいだし頭いいかなってっ。いっつも谷地さんばっかに頼んじゃってるしっ。」
「補習回避したいとかやっちゃんの負担についてはわかるけどっ。てかあの子も受けるかフツーっ。」
「あの文緒さんなので頼まれたら受けちゃうでしょうね。」
「その、めっちゃ親切でした。」
「影山、褒められてデレてたもんなー。」
「日向ブットバスっ。」
「ダメだって影山っ。」
「いやはや大胆だなぁ。」
「旭さんもあれくらい突っ走るといいんすよっ。」
「うん西谷、大地怖いから無理。」
「ぶっひゃっひゃっ、やるじゃねーか日向と影山、手段選ばねーなあおい。」
「田中、笑ってる場合じゃないと思うぞ。ホントあいつらどえらいことしたな、あの子は大丈夫だったの。」
「大丈夫です成田さん、私が保証します。むしろ影山君を手玉に取ってたくらいでした。」
「きっと本人は何も考えてなかったんだろうけど流石ウシワカ妹。」
「おい、あの天然お嬢様巻き込んじまったんなら俺ら菓子折り持って白鳥沢行った方がよかないか。」
「むしろウシワカがクレーム入れに来たりして。」
「やべえな、フラグだフラグ。」
「じゃあ仁花ちゃんは文緒ちゃんといっぱいお話ししたの。」
「はいっ、お兄さん達と海に行った時の写真見せてもらいました。でもおっきな男子達ばっかに囲まれて凄い事になってました。」
「いつもウシワカといるからその辺は免疫があるのかな。」
「かもですねー。」
「あーとりあえず」

ここで主将の澤村がゴホンと年齢にそぐわない咳払いをした。

「日向と影山はちょっとこっち来なさいね。」

笑いながら醸し出されるどう見ても笑えない雰囲気に日向と影山は血の気が引いて小刻みに震える。
その後離れた所に連れて行かれ2人は全身干からびるかもしれないレベルの説教を受けることとなる。
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