• テキストサイズ

【ハイキュー】ウシワカイモウト第二部

第28章 ・他所の宿題 終わり


「気のいい娘なのはいいが場合による。」
「受ける文緒も文緒だけど他校に宿題教えてくれって抜かす相手も相手だ、どんだけぶっ飛んでんだよ。」
「あははは、イカれてるねー。」
「そんで天童、てめーは他人事だと思って笑ってんじゃねえ。」
「他人事には違いないじゃん。しかしまあ信じらんないとこでもあるけど。」
「必要なら文緒を呼んで話をさせるが。」
「お、いいねえ若利クン、ヨロシク。」
「混ぜんな危険だっ。」
「瀬見、うちの文緒は洗剤じゃない。」
「お前もボケか突っ込みかはっきりしやがれっ。」
「ユーモアの練習だ。」
「真顔で抜かすなっつーのっ。てかお前らもだ、川西は腹抱えんな白布は憐れむな工は何が烏野ずりぃだあわよくば手伝ってもらうつもりだったんか山形は励ましてえのか笑いてえのかはっきりしろっ。」
「はいはいみんな、若利はともかく瀬見が大変だからいい加減にしなさいね。」
「大平、その区別の助詞に意味はあるのか。」
「気のせいだよ。」


白鳥沢でこれだ、勿論烏野側だって無事で済んではいない。

「日向、相変わらず無駄に元気だけど宿題は大丈夫な訳。」
「何だよ月島やぶからぼーに。」
「フン、それなりに日本語は覚えたみたいだね。」
「なんだとーっ、てそれより大丈夫、わかんねーとこは谷地さんと文緒さんに助けてもらったし。」
「は、ちょっと待って。文緒ってあのウシワカ妹のこと。何であいつが出てくんの。」
「ツッキーちゃんと文緒さんの名前覚えてたんだね。」
「山口うるさい。」
「ごめんツッキー。でもホントに何で。」
「谷地さんちに行く途中で会って、そしたら日向の奴が助けてくれって頭下げた。俺もその、一緒に頼んだ。」

たちまちのうちに烏野勢はええええええっと動揺する。
/ 277ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp