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世界は恋に満ちている。

第3章 長年片想い


そんな家族は置いておいて夕飯を食べ、お風呂に入り、
宿題を終えてから布団に入る。
時刻は10時半。
前に占いの本に書いてあった好きな人の夢に自分が出てくる呪文とやらを唱えてみる。

「星の舟、今宵、彼の地に導かん」

あぁ。我ながら幼稚。
でも、こんなことをしなければ、彼との接点がどんどんなくなっていく。ただでさえ学校が違って、頻繁に連絡を取り合う中ではないのに。

「はぁーっ」

とため息をつき布団を肩までかぶり、眠りについた。
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