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【R18 ハイキュー!!】幼なじみ 赤葦京治との場合

第8章 幼なじみは恋人のはじまり



玄関のチャイムを鳴らそうとしたら、押す前にドアがあいた。

「…っ、びっくりした、よくわかったね」

「足音」

京治に会うのは一週間ぶり。

「昨日帰ってきてたんだよね?」

森然での合宿から帰ってきたのは昨日だったはず。

なのに、

『明日の夜、来れるか?』

今日を指定された。

京治、髪濡れてるけど……

「もう少し後で来ようか?」

「なんで」

「だって、お風呂入ってたとかじゃないの?」

「シャワー。もう終わったし」

なに、その照れくさそうな顔。

なんか私変なコト言った?

「あれ、おばさんは?」

居間のソファに腰掛けながら訊くと、

「きゃっ」

いきなりソファから抱きあげられる。

「京治、なにっ……?」

「もう待てないから」

京治の部屋のベッドに下ろされる。

「昨日我慢しただけでも自分で自分を褒めたくなった」

どういうこと……?

京治の顔を見て、あ、と思う。

そうか、今日おばさんがいないってことは、夜勤。

てことは、昨日はいたわけで、今日は……

「明日まで、ずっと、2人……?」

「じゃなきゃ、こんなことできないだろ」

だから、昨日我慢して会わなかったんだろ……

ぼそっとつぶやく顔が、なんか……すごく、愛しいくて……

身体を起こそうとしたら、のしかかってきた京治にキスで動きを封じられた。

「ふ……っ、ん、…ぁ……」

声を出そうとするたびにキスが深くなる。

京治の濡れた髪やほほや耳が触れると、肌がサワサワ粟立つ。

京治の手、ためらいがない……

すぐに指が胸をはう。

「やっ……ぁん」

「そういう声、だすなよ……」

焦るような溜息。

「え……」

「おまえのこと、やり殺しそうになる」

「……っ!」

「俺がどれだけ我慢してるか知ってるか?」

ぐりっと、太ももに硬いものが押し付けられる。

硬い……京治のアレ……すごく硬くなってる。



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