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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第14章 パイロットさんに挨拶


二宮視点

スタッフ「お疲れ様です」
 車の扉が外から開けられる。


A「お疲れ様です お願いします」
 真っ先にマー君が出て行った。



 車から出る。雨は振っていないが、曇っている。



(暑くなくて…良かった)



スタッフ「イヤモニを装着お願いします」
 数人のスタッフが俺たちのイヤモニを持って囲む。


スタッフ「失礼します」
 手際よく腰や背中を装備していくスタッフ。


(直で指示するつもりかぁ…)


Tシャツをめくって首元にコードを通していると、少し人が集まっている所にヘリがある。



「あれ?」
何気にヘリを指さすと、イヤモニを触っていたマー君が直ぐに反応してくれた。


A「そうじゃない?」
 主語のない俺の言葉に返事をくれるマー君



「五人乗りって あんなもんなんだね」
背中のコードに余裕を持たせるため、体を動かす。



M「いや 結構デカいはずだよ?」
 潤くんがサングラスをかけてあらわれた。


(すげー こんな天気でもオシャレさんは違うなぁ)





スタッフ「ご準備できましたね?

  皆さんにパイロットを紹介しますので、こちらへどうぞ!!」


 誘導された先に沢山の現地の人達。


 お互いの紹介をしあってから、握手をする。


 翔さんは超スマートに出来たのに、マー君はミヤサトさんの方を向かずメンバーの方を見ていた。

(あのバカ…)

 翔さんが機転を利かしてメンバーの紹介をする。


ミヤサト「Aiba? OK!」
 マー君の肩をポンと触った。

A「よろしくお願いします」
 日本語で返すマー君。


(間違ってはいませんけど…ねぇー)


M「I’m jun Matsumoto. Please call me MJ.」
 潤くんが翔さんのように挨拶をする。


ミヤサト「Oh MJ!!」
 豪快な握手をする。



「I’m kazunari ninomiya. Please call me にの.」
俺も 右に習え で挨拶をする。


ミヤサト「NINO?」


「Yes nino.」
ニコッと笑って返事をする。


(そんなに 私を呼ぶことはないと思いますけど…)
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