第14章 パイロットさんに挨拶

櫻井視点

（次は…）

Ｍ「 I’m jun Matumoto. 」
　潤がミヤサトさんに近づいて行く。


（ん　自分で　するのね）
邪魔にならないように雅紀と一緒に場所を移動する。


Ｍ「Please call me ＭＪ.」
　握手を求める潤。　

ﾐﾔｻﾄ「Oh ＭＪ！！」
　豪快に潤の手を取って握手をする。



Ｎ「I’m kazunari ninomiya. Please call me にの.」
　ニノがその横から　手を出して挨拶をする。


ﾐﾔｻﾄ「NINO?」
　確認知すようにその手を取るミヤサトさん。


Ｎ「Yes　nino.」
　ニコッと笑って握手をするニノ。


Ｏ「I’m satoshi oono.」
　智くんが自分の名前を名乗る。


（その発音すると…）

ﾐﾔｻﾄ「！！　OHHNO～」
　ミヤサトさんがものすごく驚いた顔をして、ケタケタ大爆笑。


『ん！』と眉間にシワ寄せる智くん。


（あー　もう　今のは智くんが悪いんだよぉ）


「Mr.ミヤサト
　He's a leader of ＡＲＡＳＨＩ. please call him Leader.」

ﾐﾔｻﾄ「Leader？　Oh I'm sorry.　ヨロシク　オネガイシマス」
　両手で智くんに握手を求めるミヤサトさん。


え！っと困った顔をして俺を見る智くんに握手をすすめる。


Ｏ「こちら　こそ　よろしくお願いします」
　オロオロしながら　握手をする智くん。



（そんなにオロオロしなくてもぉ～）



ｽﾀｯﾌ「では、ヘリの準備お願いします」

　うちのスタッフの声で『Makani Kai Helicopters』の人たちが慌ただしく散っていった。





浜地「皆さんもヘリの近くまで行きましょう」
　浜地さんが声をかけてきた。


ニノが歩き出すと「はーい」と雅紀も歩き出す。




吉桜「カメラ持っていますか？ボクが持っていましょうか？」
　カメラを持つ吉桜。




浜地「この機体が登退場に使う“嵐ヘリ”です」
　黒い機体を紹介している。


Ａ「おお！」
　良い声を上げている雅紀。


（わ！出遅れた！！）


「俺が持つ」
掌を出す。

吉桜「分かりました」
　持っていたカメラを差し出す。