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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第77章 専属達の夜さり来い


吉桜視点

本郷「社長。ありがとうございます
  ほら 吉桜 社長にお飲み物を用意して!」
 一緒に頭を下げている本郷さんから指示がきた。

「あぁ はい!ただいま お持ちします!」
急いで飲み物を取りに行く。


飲み物をもらって 社長の所に戻ると 社長の周りは沢山の従者に囲まれていた。

「シャンパンです」
ドキドキしながら差し出す。

社長「ありがとう キッチィ」
 微笑みながら受け取ってくれた。

 従者の皆さんが僕を睨む。

(ひぃ 怖いよぉ)


 グラスに口をつける社長の後ろに、次を用意して待機していた従者の方。

(なるほど あーやって給仕するんだぁ)


社長「あぁキッチィ 嵐の食事の給仕も担当だよね?」

「はい、そうです」

社長「先に好物を集めといて、何度も取りに行くのは大変だからね」
 グラスを傾け口に少し含むように飲む。

「あ えっと」(どうゆう意味だろぉ?)

従者「警護はもういいって事だよ 本来の持ち場に戻るよう 社長はおっしゃっている」

「えっと いいのかなぁ」

社長「じゃ キッチィが僕に食べてほしい物を少し取ってきてくれて 嵐の食事を取りに行くっでいいかな?」
 微笑む社長。

「はい(これが社長の気配り!)早速取ってきます」




  「おい!」
 おいしそうな料理の前で 人に呼び止められた。

「はい」
振り向くとお怒りオーラの男性が立っていた。

従者「イイ気になるなよ
  さっさと持ち場に帰れ それは俺が持っていく!」
 可愛らしい料理の乗った皿をしゃくり取られた。

(取られた…)
「よろしくお願いします」

従者「ふん!」

(これで 心置きなく準備できるぅ)

お店のスタッフに嵐の皆さんが座る予定の席を確認して、皆さんが好みそうな料理をピックアップして席に並べる。


(あ!翔様の香りだ!)

大広間に戻ると 司会進行役が頑張っていた。


嵐代表として松本さんが挨拶していた。


  !
 会場に言の葉が舞い降りた。

司会進行が恭しく受け取っているけど、会場の人たちは気づいていない。

(アレは翔様あてだ そんな匂いがする)


挨拶が終わって司会進行者が 翔様に近づく。

(メンバーの近くで言伝を聞くのは翔様お嫌いだ!)



「お疲れ様です」
(僕がメンバーの気を引かないと!!)
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