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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第77章 専属達の夜さり来い


本郷視点

一度仕舞った羽根を開放し体を浮かす。


(打ち上げ会場でもたついたら アイツ… 喰われるかもな…

 急ぎで行くか!)

最短コースで打ち上げ会場の上空まで飛んでいく。



会場に入ると 中はカオスだった

(おぅおぅ 笑顔でけん制しあって…

 ぁ゛
 俺を敵視する者も多いな…
 ああ もぉ 羽根の民って疎外感あるわ)


大広間に入ると社長の大勢の取り巻きとなれない所テンパリ気味で固まってる吉桜がいた。

(くふ テンパってるね)

近づいていくと社長の御供様の二人が頭を避けて離れていく。

(あらら 二人が同時に離れたら)

 吉桜の方を向いて、にこやかに微笑む社長。
 それに負けないくらいの笑顔の吉桜。

(談笑してる?大物になるかもな…)

社長「キチっ… キッチィね 覚えておくよ」
 微笑む口元から何か光る物が見えた。

(あぁぁ…あのまま 話してたら喰われる!!
「お礼は?」
 とでも言って こっち向かせないと!)


吉桜「あ!ありがとうございます」
 慌てて 社長に頭を下げる吉桜。

「社長。ありがとうございます」
一緒に頭を下げ
「ほら 吉桜 社長にお飲み物を用意して!」
頭を下げたまま指示する。


吉桜「あぁ はい!ただいま お持ちします!」
 ピューっと音が聞こえるくらいのスピードで飲み物を取りに行った。


社長「あぁ キッチィ足が速いんだねぇ」

「きっちぃ?」

社長「うん あの子の事。僕が微笑んだら微笑み返してくれた。スタッフにするのは もったいないね。レッスン受けたら輝くと思うけどなぁ」
 ニコニコ笑っている社長。

「駄目ですよ 吉桜は景子様のトコの子なんですから!」

社長「知ってる  だから残念だよ でも 名前くらい付けてもいいよね」
 ニヤッと笑う社長。


「吉桜は まだ幼蟲なので、手を出さないでください!」


社長「もぉ みんなして 僕を何でもかんでも みたいな 言い方して そんな事ないよね ひわちゃん」
 頬に人差し指をあてる社長。

(ああ いい歳して…)
背中に変な汗を掻きながら 否定も肯定もしない。

社長「それに 今胸いっぱいなんだ やっと 僕が理想とするステージに近づいた…

 それにしても 中々 嵐来ないね?」
キョロキョロ周りを見回す社長。


「そうですね 俺も見てきます」
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