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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第77章 専属達の夜さり来い


橋本視点

 嵐の皆さんを乗せたヘリが飛び立った後 狼神と本郷たち羽根を持つ者たちが 後方警備で飛んで行く。

「吉桜!いつまで突っ立ている 持ち場に戻れ!!」

吉桜「ひぃ すみません 映像の翔様の背後に 夜の闇ではない墨色が見えたもので、つい…」
 今にも泣きそうな顔の吉桜。

(闇ではない墨色?ナレノハテでもあったか)

「急げ 今から社長の警護だろ?」


吉桜「はい 打ち上げ会場に向かう移動警護を任されました」
 さっきまでの涙目が嘘のように 笑顔になる吉桜。

「気をつけろよ(そうゆう笑顔は社長の好物だ)心身ともに食われるな」

吉桜「はい!気を引き締め… 食われるなとは?」
 キョトンとした顔で聞き返してきた。

(社長の嗜好を知らん子なのかぁ
「お前がまだお子ちゃまだから 社長の覇気に飲み込まれるなって事だ」
 とでも 言っておこう)

吉桜「社長の覇気ですかぁ わっかりました もっと気を引き締めます!!」
 目を輝かして敬礼する吉桜。

(わかってないな さすがに 桜の眷属で景子社長の子飼いを襲う事はないと思うが…)

「さっさと行け 粗相のないようにな!」

吉桜「はい いってきます」
 頭を下げ走って行く吉桜。


 背後に気配を感じる。

「浜地」

浜地「はい」
 背後から声が聞こえた。

「私は今よりホテルにもどり陣を張りなおす。
 浜地はメンバーの側から外側への秘匿の陣を張ってくれないか?」

浜地「承知しました」


 移動門が現れ入る。


「お疲れ様です」
門を抜け ホテルの部屋に入ると一礼する人に迎えられた。

ココは専属専用の部屋、この礼儀正しさは
「犬養か 早いな」

犬養「はい バイクで近道して帰ってきました」
 顔を上げる犬養。

「そうか
 私は今から陣を張る 少し空間が揺れると心得てくれ」
外用の衣服から術式装に変える。

犬養「二宮さんの回復陣ですか?」

「それもある あと櫻井さんの枝の使者への配慮と外側への秘匿だ 外側からは浜地が行う」

犬養「承知しました 僕はホテル内の警備で良いですか?」

「犬養は表の仕事に専念するがいい 警備は他の者にさせる」

犬養「ご配慮ありがとうございます では 仕事に戻ります」
 パソコン作業に戻る犬養。

(表の調整は お前に任せた)
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