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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第76章 暁に向かって


二宮視点

「翔さんも食べたの?」

S「食べたよ 日付変わったくらいかな 犬養君がね 松本さんからですって持って来てくれたんだよ」

「潤くんが…」

S「みんな 心配してたぞ
  移動も打ち上げも 市女笠(いちめがさ)かぶってただろ?」


「分かるのはメンバーくらいですよ…」

S「そうだけどさ 一言言えよな こっちはそんな状態を見て見ぬふりしてたんだから」

「すみません」
(ちょっと いや かなり 自分に過信していた)


浜地「失礼します」
 部屋に浜地が静かに入ってきた。


「あぁ 浜ちゃん おはよう」

浜地「はい おはようございます お目覚めは良いようですね」
 浜地が優しい顔して俺の側にくる。



S「さて!」
椅子から立ち上がる翔さん。


「翔さん?」

ふふっと微笑んだ翔さんが「浜地さんが 来たから 俺も部屋に戻って 準備して 時間まで休むよ」
そう言って俺の肩を触る。

「俺の為に ごめんね」

S「ありがとう だろ?」
 翔さんが俺の頬をグイグイっと押す。

「うん ありがとう」

S「うん」
 満足顔の翔さんがテーブルの上のパソコンを取りに行く。

S「じゃ 浜地さんよろしくです」
 手を降って部屋から出ていく翔さん。


浜地「はい」
 頭を下げる浜ちゃん。



部屋に二人になった。


「ふうっ」息を吐き 背中側のクッションに体を預ける。


浜地「大丈夫ですか?」
 慌てた声の浜ちゃんがすっ飛んできた。

「翔さんの事情聴取が始まると思って緊張してた だけだよ」
顔を上げずに返事をする。

浜地「事情聴取って…大げさでぇ わ ありませんね  はは」

「怖かったよ 終始 笑顔なんだよ その笑顔が(いつ般若になるか)ねぇー」
体を起こす。

浜地「やらかした事は 自覚してるんですね」

「もちろんだよ 過信しすぎて コンサートをオートでしてしまった

 アニバーサリーのコンサートを だよ
 ホント バカヤローだ

 浜ちゃんや他のスタッフにも 心配かけたね

 今日は 全力で自身の感謝と演舞を表現するよ」


浜地「力強い お言葉うれしいですが 腰の負傷は実際に起こっています ご自愛ください

  表向きは 熱中症からの古傷悪化 でお願いします」


「うん 分かった」
(後でコメント求められた時の すり合わせだね)
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