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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第76章 暁に向かって


二宮視点

布団の中で目が覚めた。

 淡い間接照明の光が映る天井。


手の指 足の指 腰 っと意識を向け、異常がないか確認する。

「よいしょ」
声を出して上半身を起こす。

ベッドにあるクッションを集めて背中側に置き

もたれながらゆっくり「う~~ぅんっ」と体の伸ばせる所を伸ばす。


  ジャニーさんや潤くんが挨拶をしているのは、記憶にある

  それから が あいまいだ


  猴と一緒にどちら様かの院の中にいた ような

  アレは 夢か?


部屋の隅のテーブルに向かって座っている背中がある。

  翔さん?
  あぁ 朝まで一緒にいてくれるって言ってたな


「おはよう」(かな?)
声を出す。



S「あ。目が覚めた?気分は?」
 振り向いた翔さんが立ち上がり 俺の方に来る。


「うん ずっとココにいたの?」


S「そうだよ?
  昨日の気になる所の洗い出ししてた。」
 テーブルの上のパソコンを指さす翔さん。


「ありがとう…」
(俺がしてた作業やってもらっちゃった)

S「それで 体は?気分はどうだ?」

「大丈夫だと思う どこも痛くない 点滴いつとったの?」
腕の絆創膏を触る。


S「和也が眠って から 少し経ったくらいかな?
 ああ 潤からプリン送ってきてるぞ だべるか?」


「プリンか…食べる」

S「よしきた」
 翔さんがキッチンの方に走って行く。


(回復系の精霊はもう 居ないんだな…)



S「お待たせ」
 トレイを俺の前に差し出す翔さん。


「ありがとうございます」
トレイを受け取って蓋の開いているプリンにスプーンを差し入れる。
(翔さんのさりげない優しさ 感謝)

「あ これ! 打ち上げの所にあったプリンだ」
瓶とラベルに見覚えがある。

S「そうそう 食べれなかったヤツだって聞いてるぞ」


「誰情報ですか?」(はずかしい)
プリンを口に入れる。

「おいしい…」
冷たくて 甘くて のど越しのいい物は 今の俺にとって最高の食べ物。

S「そうだろ」
 ベッドの横に椅子を持ってきて座る翔さん。

(事情聴取 はじまるのかなぁ)

S「俺も さっき食べて おいしいなぁって思ったよ」
 笑顔の翔さん。

(あれ? 後で説明してって言ってたけど… 笑顔だな)
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