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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第72章 緊急 ホテル帰還


大野視点

 こちらを見ていた眷属たちが各々の礼をして下がっていく。

(おお さすが礼儀ができてる…)

俺の眷属の一匹が俺のズボンをクィッと引っ張った。

(ん?なんだよ)

チラチラっと左右に顔を降って、影に飛び込んで消えた。

(俺のは自由だな…)

 松潤と相葉ちゃんが俺の方を見ていた。

(あ…しまった ごめんよ びっくりさせたね)


S「どこから?」
 翔くんが俺たちを追い抜いて浜ちゃんに話しかける。

(あれ?翔くんには 聞こえなかったのかな?)

浜ちゃんがニノから離れ、翔くんと並ぶ。


浜地「 店からは 出ます」
 浜ちゃんがマネージャートーンで返事をする。

(うん まだ ここはそのトーンだよね)

 最後尾にいた松潤がニノの側に行く。


S「車?」
 翔くんが普通の声で質問を続ける。

浜地「はい 潜り戸にしてあります」
 少し トーンを落として返事をする浜ちゃん。

S「ちょくで 部屋?」
 普通の声の翔くん

 返事に困っている浜ちゃん。


(翔くんに あんなに ガン見されながら、質問されたら返事しない訳にいかないよね)

浜地「フロアです」
 最小限の単語で答えた浜ちゃん。


店の大きな扉が見えてきた。

店のスタッフがこちらに気づいて、タイミングを計っている。


S「じゃ…」
 話をドンドン進めようとする翔くん。


(止めた方がいいね…)


「翔くん」
話を遮るように呼ぶ。

 振り返る翔くんと目があった。

(この話を普通な声で話しちゃだめだよ…ほら)
小さく顎でお店の扉を意識させる。



 あっという顔をして、ふうと息を吐く翔くん。


(うん 気づいたみたいだね…)



松潤も相葉ちゃんもボーイに声をかけ店から出ていく。





「ほら みんな 店出るよ」
立ち止まった翔くんの横を通る。

S「はーい 今 行きます」
 いつもの場にあった声で返事をした翔くん。


(うん
 さー ホテルに返ったら 情報を整理しないと

 俺の知らないところで メンバーが傷つけられるのは

 たまったもんじゃない)


意識を落ち着かせて、ボーイの前を通り、外にでる。


 車が止まっている所が少し距離がある。
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