第11章 では お仕事スタートです
大野視点
衣装に着替えた俺たちは
JW Marriott Ihilani Ko Olina Resort&Spaにて現地メディア向け会見に入って行く。
S「よろしくお願いいたします。」
インタビュアーに握手を求める翔くん。
『お願いします』
インタビュアーの女の人が嬉しそうにその手を取る。
M「よろしくお願いします」
松潤も同じように手を出す。
インタビュアーの女の人がニコニコ握手をする。
相葉ちゃんもニノも手を出すから 俺も出す。
5人はまず自己紹介をする
翔くんが慣行一番に話し始める。
いつもの俺らスタイル。
用意していた質問の答えを分担して話す。
アドリブが必要な時は相葉ちゃんが進んで話す。
こんな事言うとニノと松潤に怒られるけど、
俺は、みんなの話やインタビュアーやカメラマンを見て楽しんでいる。
『最後はアロハ! シャカサインを決めて』
記念撮影をお願いされて、五人でシャカサインで笑顔を作る。
数枚撮影してカメラマンが指で丸を作った。
スタッフ「オーケーで お疲れ様でした」
S「お疲れ様でした」
頭を下げる翔くん。
M「ありがとうございました」
『ありがとうございました 良いLIVEをお祈りしてます』
現地スタッフの人達に見送られて、部屋を出た。
吉桜「次は日本メディアです」
翔くんのマネが誘導する。
M「リーダーの衣装が地味だね?」
俺の黒いベストに藍のシャツを指摘する松潤。
S「ニノのシャツと変える?」
翔くんがニノ指さす。
A「サイズは同じだからイケルでしょ?」
ニノの赤のアロハを指して『交換する』の動きをする相葉ちゃん。
N「うん」
アロハシャツのボタンをはずすニノ。
(俺の意見は?)
M「俺のインナーも変えたいな?」
自分のインナーを触っている松潤。
S「別に大丈夫だよ?」
M「いや 相葉くんみたいに シンプルがいいな」
相葉ちゃんの白シャツを指さす。
スタッフ「はい こちらとはどうですか?」
アイボリーのベストを持ってきた。
M「ん うん これに変える」
チーフ「雨になると行けないから 着替えは車の中でしろ!!」
M「はーい」
(ねー 俺の意見は聞いてくれないの?)