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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第12章 桟橋で 船で マリーナで


「嵐 入ります!」
外から、車のドアが開く。


車内からメンバーが降り立つ。



浜地「お水は?」
 浜地がペットボトルを持って車の前に立っている。


S「いただきます」
 一番最初に降りた櫻井が水を貰う。

A「僕も!」
 直ぐ後ろから下りてきた相葉。

O「俺は…いい」
 片手を上げて、頭を下げる大野。

N「いる」
 二宮はすぐ水を受け取る。


犬養「松本さんお水です」
 ペットボトルを差し出す犬養。

M「うん…」
 犬養から水を貰う松本。


カメラマン「おはようございます」
 密着のカメラマンが挨拶をする。


A「おはようございます」
N「おはようございます」
 直ぐに反応する二人。


カメラマン「きょうも密着よろしくお願いします」

S「はい。よろしくおねがいしまーす」
O「ふふ。よろしくお願いします」


M「2日目♡」
 カメラ目線でお道化る松本。



スタッフ「日本のメディア準備OKです」


S「はーい すぐ行きます。」


 車から囲み会見をする桟橋まで少し距離がある。

息が上がらない程度に、早歩きして進むが、なんだか空模様が怪しい。


チーフ「急いで!雨!ひどくならないうちに!」
 桟橋に誘導する溝渕チーフ




桟橋が見える所まで階段をおりるメンバー



桟橋の一番隅に記者が集まっている

A「待ってるね」
 相葉が走り出す。

O「急ごう」
 大野も走り出す。


M「そうだね。本降りになるといけない…」

 桟橋を走るメンバー


記者「Aloha!」

松本 相葉 手を“シャカ・サイン”にして、笑顔を向ける。


S「お待たせしました~」
 片手を振る櫻井。

拍手で迎える記者たち


M「雨降ってきた」
 空を見開ける松本。



記者「大丈夫 嵐じゃないから」


S「嵐あるあるです」
 二宮の肩に手を置く櫻井

N「濡れちゃうね…」
 二宮は桟橋に並んでいるボイスレコーダーを気にする

A「この量ならまだ…気持ちいいぐらいだね」
 両手の掌を小さく広げて、雨の量を確認する相葉。

N「機械は、濡れると困るんだよ!」
 睨むように見上げる二宮

A「だから…まだ!」
 慌てる相葉。

スタッフ「それでは、取材をはじめます。よろしくお願いします」


五人「よろしくお願いします」
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