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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第71章 接待と食事


大野視点

S「おっきいね」

皿の上に乗っている渦巻状になったウインナー。

「そうだね あらびきかな?」
(どうやって食べよう 切るもの ねーしなぁ

 かぶりつくかぁ

 チマチマ いくかぁ)


S「どれくらいに切る?」
 翔くんの優しい声が聞こえた。

「切ってくれるの?」

顔を上げると ナイフとフォークを持った翔くんが「もちろんです」と どや顔していた。

(わーい さすが 我が心の伴侶)
「じゃ お任せします♡」


S「任されます」
 のりのりで手際よく ナイフとフォークを動かす翔くん。


 その横で切りたそうな顔で見ている吉桜くん。

(今の翔くんに代わるって言ったら 膨れるよ
 俺と話そうよ
「吉桜くん 相葉ちゃんと一緒だった?」

吉桜「いえ 相葉さんはスイーツの方に走っていきました」

「そーっか(話 広がらないなぁ)
 じゃぁ
 松潤にも何か取ってきてあげて?」


S「じゃ これ食べたら 挨拶回りいこうか?」
 不揃いに切られたソーセージが俺の前に戻ってきた。


「そうだね」
(お!相変わらず不揃いだね 食べたら一緒か!

 うん うまい)

S「ちょっと ニノ見てくる」

「うん ふぉろしく」
口に物が入っているから 変な声になった。


 翔くんが動くと吉桜くんもついて行った。

(二人の反応がないって事は 聞こえてないかスルーだな)



 翔くんがニノの頭を撫ぜている。


(いつまでもの 兄ちゃん なんだなぁ…)


 片手を上げる松潤。

(ん 話 終わった…)


 翔くんが立ち上がる。

(挨拶 行きますか!)
立ち上がる。


小走りで近づいて来る翔くん。

S「行くの?」

「うん。にの あんまり(良くない)でしょ?」


S「問題ない って本人言ってるけど アレはオートだ」

「そうか じゃ…」


ボックス席の花を抜けると 沢山の人が集まっている。

橋本「…ですので、おまちください」
 橋もっちゃんが応対している。



S「待たせてるポイね 二手に分かれる?」

「そうだね」



男性「大野さん」

「はい」
誰かに呼ばれたから、声の方に体を向ける。


数人の男性がこっちに向かって歩いて来る。
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