第66章 嵐　コンサート　フィナーレ

松本視点

O『よぉ～　』
　大野さんがタイミングをとる。

『 Come on！　』
外国の人用に合図を送る。

　　チャチャ　チャ　チャチャ　チャ
　会場にも手拍子が響きだす。


O『へい！　』
S『 HEY!!　』

　　チャチャ　チャ　チャチャ　チャ


O『へい！　』


「HEY!!　雅紀！」
ハイタッチに行く。

A「おぉ　おお！」
　大きく口を上げて笑いながら両手を伸ばしてきた。


　　チャチャ　チャ　チャチャ　チャ
手拍子に合わせて　ハイタッチする。



Ａ「ひゃひゃひゃ」

「ひゃははは　たのしぃ～」
　相葉君独時の笑い方に引っ張られて、俺も笑ってしまった。

O『　ふぉぉぉぉぉおぉ　』
　片手を高くあげ一回転する大野さん。


〝エナジーソング〟の軽快なリズムとメロディーが会場を包み込む。

O『ふぁあぁい！』
　テンション高めの大野さんの掛け声。

ステージの色が変わったこのタイミングから立ち位置移動が始まる。

O『へい！　』
　大野さんが観客に声をかけ続ける。


　モモがステージ近くに浮いている。

（ああ　宮様のわがままか…仕方ない）


大きく手を広げ手拍子しながら　たのしんでぇぇ　っと口を動かす。

　ニノと翔さんが移動し始めた。

『　HEY!!　』
歌いだしの掛け声を合図に　帰還のために用意していた夜の護り陣が発動。

　会場色とりどりの照明が点滅する。

単色衣装だった精霊たちの衣装が一気に煌びやかになる。


『　ここまで　色んな事あった！　そんなの皆一緒だ！
　　なら、楽しい事をやりたいんだ　』

（よし　陣に不具合ないな）

ゆっくり歩いてくるニノと翔くんに向かって走っていく。

『　さぁ、解き放って　』
「中央よろしく！」
二人の間をターンをしながら通り抜けニノの腕にタッチ。


観客「きゃぁぁぁ」


N「はいはーい」
　マイクを上げて元気をアピールするニノ。



A『　騒ぎたいんでしょ??　』



観客「きゃー　松潤！！」

　私を見て　の団扇を持った子発見。


S『　HEY!!　』
　手拍子をしている
N『　空気読んで　とか　もういいや。　』


『　さぁさ　ご一緒に…。』
じゃがんで　その子に向かって笑顔で歌う。

『　騒ぎ倒せ!!　』

立ち上がってスクリーンの方に進み始めてる。