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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第64章 着替え


松本視点

メインステージに五人で並ぶ

『 OK じゃあ 最後に聞くぜ 』

メンバーみんなで手を繋ぐ

『 俺らの名前は、なーんだぁ  せーのっ! 』

五人で高々と両手を上げる。

会場「 嵐ーーーー!!!!!」
 会場のみんなが両手を上げて叫んでくれる。


「どうも ありがとぉ」
五人が一斉に頭を避ける。

 割れんばかりの歓声が降って来る。


メンバーが『ありがとう』を伝えながら バックに下がって行く

『 みんな 最高の15年をありがとう! 』


メンバーが退場し終わるころ、曲が終わる。

会場からたくさんの拍手がおこる。

(よし よし)
きちんと暗転した事を確認して階段を降りる。

 階段の一番下で相葉くんと大野さんが話している。


(くよ おう? 何かあったのか?)

離れる相葉くんに手を振る大野さんに近づく。

O「おつかれ」
 ‘笑顔のリーダー’が俺を迎えた。

「え?‘リーダー’?
(まさか ココに密着のカメラが来てるの?)
 どうしたの?問題?」
(俺の知らない所で隠し撮りか?)

周りを確認する。


(隠し撮りしているなら…)


O「ううん」
 大野さんが頭を振る。

(ん? 違うの?)

O「松潤も 問題ない!」
 嬉しそうな顔の大野さん。

「‘も’ぉ? なによ それ?」

パンパンッ手を叩き「いいから 急いで時間ないよ」ドヤ顔の大野さん。

(えー 話、終わらした
 まー 仕事中だしなぁ)


O「いそげ 急げ」
 大野さんが両手で俺の背中を押しながら歩きはじめる。


「うっ(なんか相葉くんといるみたい) うん そうだね」


個人のスペースまで来ると、無言で押し込まれた。

(ここはなんか言うトコだろ? まったく…)

スタッフ「お疲れ様です」
 俺担当のスタッフ達が集まる。

「うん」


いろんな事が気になるけど、今は、着替えに集中する。


真っ白な衣装がかかっている。

 
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