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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第48章 コンサート会場 開場 嵐登場まで


S「よし! カメラは ここから映して!ほらニノ行くよ」
 テキパキと周りに指示する翔くん。

N「え?」
 まだ把握できてないニノ。


「じゃ よろしく」
翔くんの勢いに流され レシーバーをニノに渡す。


N「あ…はい…」
 レシーバーを手に持ってとりあえず動き出すニノ。


 いつもなら一番に動き出す相葉くんが動かない。

 さっきと同じように相葉くんの背中触りながら動き出すリーダー。


(ニノが自分の感情を抑え込めなかったんだな…
 で アテられた相葉くん…


 調整する兄たちか うん だな)





スタッフ「おお よかった」
 ヘリの周りの人達が声を上げ離れていく。



 ヘリの回転数が安定してきたようだ。




「今から我々嵐は本番に向かいます 一緒に準備してきたコンサート 精一杯やってきます」

大きな声でココに残るスタッフ達に伝える。



  頑張って来てください  いってらっしゃぁい!
あちこちから声と拍手が上がる。



 俺たちも一緒になって拍手をする。 



S「それじゃ いっちょ やりますか!」
 翔くんが大きく手を開いて伸ばしてきた。



「ほい」
その手の甲に手を乗せる。


A「うん」
 相葉くんの大きな手が力強く乗っかる。


その上にリーダー ニノと重なる。



(さ 掛け声お願いします)
リーダーの目を見つめる。


少し困った顔をしながら、大きく息を吸って「15年分」を声を張った。



「おぅ」(その声だ!)



O「楽しもうぜぇ~」




 「 Oh!! 」
五人で大きな声を上げ手をつぎあげる。




A「イェィーー」
 片手を大きく上げ、声を伸ばす相葉くん。

S「あげぽよ」
 翔くんはリーダーと掌でタッチする。

 ニノは空を見上げ大きく息を吸って歩き出した。

 スタッフがヘリの横に立ち 扉の開いたヘリに乗り込む。



S「よろしくお願いします」
O「よろしくお願いします」

N「よろしくお願いします」
A「お願いします」
 乗り込むメンバーが次々パイロットに声を掛ける。


パイロット「Please trust me.」
  訳 どうぞ、私を信頼してください。
 力強く親指を立てるパイロット。
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