第9章 特別製の舞台
カメラ⑤視点
メインステージに五人が集まる。
スタッフたちが一人一人にイヤモニをセットしていく。
そしてマイクも渡していく。
M「ぁぁ…おはようございまーす」
松本がマイクテストかねて、スタッフに挨拶する。
スタッフ「おはようございます…」
続いて、櫻井もマイクテストする。
S「…ぁぁ One two…
Hello everyone.Good evening. We're ARASHI.
よろしくお願いしまーす」
スタッフ「それでは、嵐の皆さんが準備出来ましたので、リハーサル始めます
Then everyone of a storm could prepare, so a rehearsal is begun.
「「「「よろしくお願いします」」」」
スタッフ「どのあたりから、はじめますか?」
M「ん…」
松本は時計を見ながら、考えている。
M「時間もいい感じだから、ハワイアンの所がら、time取りたいね…」
スタッフ「そこから、逆算ですか?」
M「そうだね…逆算して、流れを調整しようかな…」
松本周りを見ている。
M「あのトラックの所に、ちょっと明かり1回 集めてもらっていいですか?」
特設ステージの方に指をさす。
スタッフ「船にいっぺん いけますか?」
マイクで作業中のスタッフに声をかけている。
スタッフ「Yes…」
スタッフ「船担当です」
製作スタッフが駆け寄る。
M「あ、どうも。よろしくです」
他に何か 明かりを入れるんじゃないの?」
スタッフ「これぐらいに、なっちゃうんですよね」
M「これぐらいの感じとかだったら、全然アリだと思うんだけど…」
多少やっぱ…あった方かいいとは思う…」
目を細めながら特設ステージを見つめる松本。
スタッフ「…まだ、そこまで造ってないので…」
M「じゃ、先にアソコ作ってくれる?」
スタッフ「はい!」
製作スタッフはバタバタと走って行く。