• テキストサイズ

虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第78章 魂の宴 挨拶文を作ろう


二宮視点

単語を文章にするために頭を回転させている。


 A『愛の結晶』
相葉さんの笑顔が脳裏に出てきた。


(バーカ…
 その表現は俺たちには似合わないよ…
 潤くんの方がずっと良い…)


“奇跡を集めた結晶”

メモに書き込みを入れる。


(もしかしたら、挨拶が翔さんになるかもだよなぁ…)


“ジャニーズ事務所”

(所属も入れないと、怒るかな??)
チラッと翔さんを見る。


(いるね…)


“ジャニーズ事務所 所属”


  A『松潤は〝イケメンアイドル〟だよ!』

(ほかぁは イケメてないって事か?)


“イケてるジャニーズ事務所 所属”

(リーダーのダンスのキレだって最高じゃん…

 翔さんだって、残念な時もあるけど、全体的にカッコいい男だぞ…

 あんただって…)


  A『松潤が一番だよ!』
相葉さんの声が聞こえる。



(あーそかよ!

 俺は……

 俺もいい男だろ!まったくどこ見てるんだ!)


メモの単語にジャーッと線を引き、書き換える。 


 イケメンぞろいだ!!
 うん。潤くんだけじゃない

 俺も、アイツも…イケてるメンズだ!!


 今の僕らが ここハワイで 嵐としているのは
 たくさんの人たちの 奇跡を集めた結晶です
 イケメンぞろいの ジャニーズ事務所 所属
  平均年齢30越え
 『☆』アイドル 嵐の『ダレ』


こんな感じかな?
星の所に大野さん命名のアイドルを乗っけるのいいかな?



{我を呼ぶも、我に気づかぬとは、戯けたものだ}

猴の声がしたので、顔を上げる。



 目の前に、もう キスができる位近くに猴の顔が反転してあった。


≪わ! びっくりした 急に逆さまで出てくるなよ!≫

猴の額を押してスペースを作る。




{ふふふふ 我がいなくて 寂しかったのであろう?}
持っていた扇子で俺の顎をつつく。

≪さ 寂しくないよ…≫
その扇子を持っていた手帳で払う。

(あ!)

{よいよい そういう事にしておてやろう!}
扇子を口元に持って行く猴。

(いやいや、お前にたいしてじゃねぇ、 翔さん手帳の心配だから‼️)
/ 693ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp