• テキストサイズ

虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第32章 兄を 兄に 弟が 弟の


松本視点

N「はー、もう!バカ相手にするのは疲れます…」
 座っている体制やクッシュンを大きな音を立てながら整えていくニノ。


S「あらぁ、ちょっと照れてますぅ?」
 口に手を当てながらリーダーに近づく翔さん。

O「照れてますねぇ“かわいい”」
 リーダーがニノの顔をツンツン付きながら笑っている。

N「あーうるさいな。おじさんに言われても、嬉しくないよ」
 体中真っ赤のニノが声を荒げる。



「なに?その言い方!自分もその一人だよ?」


N「私は『永遠の17歳です』ので、ご心配なくぅ」
 ニヤリと笑うニノ。

「それまだ言う?てか、いつまで言うつもりなの?」
俺も負けずに笑う。

N「だから『永遠』です」
 ニノもふふふんと笑った。

(おー やりますか…)


S「ニ・ノ・は・まだぁ…十ぅ七ぁだからぁ~」
 いきなりアカペラで歌いだす翔さん。

O「何かに、さそわれてぇ」
 それに続く歌詞を歌いだすリーダー。

S「あ・な・た・にぃ~さらわれてぇ」
 相葉くんに人差し指を向ける翔さん。



O「センチメンタルゥ」
 リーダーが笑顔で翔さんと合図を交わしている。

S「〝ジャァニーズ〟」
 翔さんが本来の歌詞と違う歌詞で歌う。

 リーダーが満足そうな顔で笑う。

S「パッパ🎶 パッパ♪パパッパ♪♬ララ♬」

O「ララ♬」

 手を軽く丸め小刻みに体を揺らしておどる。


(パッパ? 確かにそう聞こえるけど…まいいか)

「ヒロミさーーん!!ココにダメな奴らがいますよ!!」
窓に向かって大きい声を上げる。


(来たら、来たで困るけど(笑))

O&S「パッパ🎶 パッパ♪パパッパ♪♬ララ♬!」
 楽しそうに上の二人が全然違うダンスを踊っていた。


(俺の、コメントは誰も拾ってくれないんだね(笑))
/ 693ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp