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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第31章 櫻井くんの説明


物凄く足らない気がするから、ちょっと聞いて!!

話ことばで表現したら

「みんなボクのこと見てくれてる? 見てくれてるよね?」
「あの人はボクのことああ思ったかも、こう思ったかも」
「誰もボクのこと気にしてない~~ショックだもう立ち直れない~~」
みたいな『ボクちゃん』なのが自意識過剰


「まあ俺以上にできる人っていないよね」
「俺がやるんだから絶対大丈夫」
「俺が俺が俺が」
みたいな『俺様』なのが自信過剰


これなら、分かりやすいかな?


で、どうして、自信過剰を、自意識過剰っと言ってしまう間違いが起こるかと言うと、

自意識(じいしき)と言う言葉の意味を間違ってるからだ。


自意識は『自分意識』じゃないよ。


自意識とは、外的存在(他人)に関する意識と対立し,自我がおのれを感じ,考え,意志し,行為する多様な働きを統一する自己同一的な主体としての意識。

本質的な反省的意識であり,幼年期には存在しない。
普通には自己の活動や体験,あるいはそれらの自我との関係の意識として現象し,さらに進んでは自己を独自の同一的存在としてとらえるが,それはむしろ自己認識の性格がつよい。

自己認識(じこにんしき)は、自分が存在すると言う理解できること。





自信とは、人間が自らの能力、知識、信念などを信頼している精神の状態を意味する。

自分の成長、出した成果、結果を受け入れ土台を強くするのが『自信』 自分を信じるって事ね


自分で自分を評価し、時に人の評価も得て、自分の価値を高めていく。

しかし、その『自分』をきちんと見えてない時などに、

人からの評価でしか自分を認められない状態が自意識過剰。
自分だけで自分を認めている状態を自信過剰。


誰もが、いつでも、もっている感情の一つだね。


だから、俺は、和也が『可愛いの知っている』と言った事に対して『自己意識が高い』と言ったよ。


自己意識(じこいしき)は、自己が存在することに気づき外界や他者と区別された自我として自分を意識すること。

和也は共演者の皆さんに対して、とても誠実に応対してさ、ほんとみんなに『可愛がって』もらっているよ。

だから、自分が『可愛い』って知っているんだと思う。


顔?それは好みだからね。一概には言えないよ。


 あー  すっきりした。
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