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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第24章 あの時の涙…今の涙


松本視点

(相葉くんが落ち着いてきたから、もういいかな?)

「ゴホン」
ワザと大きな咳払いをした。

パッと手を離した翔さんとリーダー


「もういいかなぁ?食事してね」
グラスを持っている手の小指でテーブルを指す。


S「あーなんか、ごめんね…」
 ハハっと笑って座る翔さん。

O「そうだね。せっかく松潤が用意してくれたのに…」
 リーダーも座って箸を持つ。


N「取り乱した…」
 顔を両手で擦っているニノ。


 表情は良くなったけど、無言の相葉くん。


(また、一人で考えてる…自問自答はいい答え出ないよ?)


「相葉くん」
声をかける。

その呼びかけに「なに…」表情の薄い相葉くんが答えた。


(しかたないなぁ…)


「手伝って…」
キッチンの方に親指を向ける。


A「うん」
 すんなりついて来る相葉くん。

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