第22章 食事しましょ♪

二宮視点

Ｍ「そうだね。食べよう♪」
　潤くんがリーダーに食事をさせよう動き出した。

（そんなに…責任を感じているんですか？

　でも、この人いい大人だよ？ちゃんと体の事分かってるはずだから…）



Ｏ「松潤に感謝!!」
　智さんが‘パン’っと良い音をさせて合掌した。


（ほら！大丈夫でしょ？）

マー君と翔さんも合掌して「いただきます♪」とハモった。


Ｍ「はい。どうぞ♪って、俺が作ったのサラダとスープ位よ」
　照れ顔で話す潤くん。

Ａ「分けてくれたの！潤ちゃんだし♪」
　マー君が笑顔で言う。



Ｏ「いつもすまないね♪」
　智さんがいきなり志村さんのコントのマネをして手をヒラヒラ揺らす。


もっとびっくりしたのは「それは言わない。お約束♪」と言って智さんの手をちょんと触った潤くん。

　珍しい潤くんの行動に固まるみんな。


その硬直を破ったのは、智さんだった。

Ｏ「松潤からチョンって…くく　くふふ…」
　ツボって笑いだした。



Ａ「ひぁは　ひぁはぁ」
　マー君が笑い出した。

Ｓ「くぅっふふ」
　翔さんも肩を揺らして笑う。

Ｎ「あはははは」
　二人を見て俺も笑い声が出た。

三人が笑い出したら「そんなに笑わないでよ」と恥ずかしそうにドカッと椅子に座る潤くん。


「あぁごめんね…まさかの潤ちゃんの娘役。ウケった」
　笑いをこらえれない顔のマー君。

Ｍ「もう！！」
　ソッポむく潤くん。


Ｓ「智くんも調子戻ってきたね」
　翔さんが笑顔で智さんに話しかける。

Ｏ「ほんとの事だもん。松潤いつもありがとう♡」
　智さんは翔さんの笑顔を見て、笑顔で返す。
　そして、潤くんにも笑顔とお礼を贈っていた。

「ほんと、どうもです」
俺も素直な気持ちを贈る。


Ｍ「だから…恥ずかしいって。食べうよ。じゃないと…次のに行けないから…」
　耳まで赤くなった潤くんは、お皿を動かしてバレバレの照れをごまかしていた。

「おや？デザートが有るのですか？」

Ｍ「デザートの方が良かったですか？」

「何があるの？」

Ｍ「いいモノ！」

（なんなのよ…その笑顔…潤くんは潤くんで何か用意してるんだね…）