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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第15章 三人で…


二宮視点

M「じゃ、食事をテーブルに並べようかな」
 潤くんがベッドから離れていく。

A「早くない?」
 マー君も立ち上がって潤くんと一緒にキッチンに入って行く。


(やれやれ…これで、やっとゆっくりできる…)

持ってきた、クッションを積み直して、ベッドの上に座る。


M「何もなかったら、直ぐ来るよ!」

A「そうだね。翔ちゃんって晩御飯命だもんね。」

 キッチンの方でガチャガチャという音がしている。


M「今日は飲みたい♪の方かもよ」

A「確かに♪リハ中も色々口に入れてたもんね。」

 キッチンで楽しそうな声が聞こえる。

(一人…つまんないなぁ…ゲーム持ってきたらよかったかな?)


 ベッドの上でゴロゴロしている俺。


≪理解者≫


{なに 用か?}


≪…二人は?≫


{サトシ と ショウ の事か?}



ブー
 来客のブザーがなる。


A「はいはい!」
 マー君が扉の方に行く声が聞こえる。


「もう来たの?」
ベッドから、上半身だけ起きあげる。


{ルームサービスだ}

≪なんだ…じゃ、まだ二人は部屋?≫

{二人は、サトシの部屋で会話中だ 問題はない}


 笑顔の智さんと翔さんを思い出す。


(あの二人は…

 会話をしないといけないんだ…

 ちゃんと目を見て、
 言葉にして、
 心を寄り添っててくれないと、
 また…二人とも間違った道を選ぶよ…

 今度は…ちゃんと周り見てるから…

 大好きなら…

 そう…名前を呼んで…あいしてよ…)




A「ニノちゃん♡」


 天井を見上げていた俺の上にいきなり、笑顔の相葉雅紀が現れた。
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