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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第14章 素にもどっていくよ


櫻井視点

軽く説明していると、雅紀はニノの方に向かう。

(ふふぅ…それくらい、自分でやれよ…)


M「……あれ、何?なんだったの?」
 潤が雅紀に絡んでいく。


(潤…もうプライベートモードか…)


A「店は、言葉の壁ないから…」

M「電話は壁があるのぉ?」

 潤が雅紀をニヤニヤ追い詰めていく。

A「うーー」
 涙目になっていく雅紀。


(ああぁもう…)

「潤…もう、そのくらいにしてあげて?」
可愛そうになったから、潤を止める。

 潤は俺の声かけを聞くと、ニコッと笑っている。


A「しょぉちゃぁん……」
 抱き付きそうな勢いの雅紀の頭を落ち着けるようにポンポン叩く。


「俺が電話すればいいでしょ?」
雅紀の持っていたメニューを持って備え付けの電話の方に行く。

M「あー翔さんにやってもらった…」
 潤のあきれ声。

A「…できるよぉ」
 小さく反論してる雅紀。


N「認めなさいよ。アイバカさん
  さっきも、変なカタカナばっかで、だめだったじゃん」
 ニノも布団の中から呆れた声を出す。

A「あー今、俺の事バカって言った!!」
 雅紀がニノに照れ隠しの様な口調で突っかかって行く。

N「ばかにバカいってなにが悪いんだよぉ」
 ニノが布団のなかに潜り込みながら言う。


(ふふ、料理は吉桜が頼んだ分かも…だとしたら…つまみ…

 これとこれかなぁ…)


「おーい 電話するから~ボリューム下げてぇ」
受話器を耳にあてて皆に声をかける。


M「はーい」
 潤が軽ーい声で返事をした。


A「松潤がふってきた!!」
 楽しそうな声をあげる雅紀。

N「重い!」
 嫌がるニノの声が聞こえてきた。


(だから…ボリューム…)


  「Hello.」
 ホテルスタッフが出た。


「Hello…can I order some food, please?」
(もしもし…食事をオーダーしたいんですが)

  「Yes.」

「Potato chips and Big pizza…
 Is it possible right now?」
(ポテトチップスと大ピザ…すぐできますか?)



  「Yes. It's possible.」
(はい。できます)


「That, please.」
(それ、お願いします)
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