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虹と花とキミ達と 1 《気象系》

第9章 特別製の舞台


カメラ②視点

 五人がステージの上で集まってジャレあっている。

スタッフ「音楽が鳴り始めて、何秒でせり上げますか?」
 スタッフがスコアボードをもって近づく。


M「何秒か…イントロ10秒前を計算してだけど…」
 少しうろうろしながら、考えている松本。

N「ダン!の時には、着地して、キメていたいよね」

S「…いつもはちゃんと繋ぎの音楽のタイミング取るけど、
  現地スタッフにはそれを求めるは、ちょっと…」
 二宮と櫻井が話をしている。

スタッフ「スタッフだけで練習しましょうか?」
 二人に話しかけるスタッフ。

N「…うーん
  少し練習したとしても…時間はたりませんね…
  メンバーがカウントして飛ぶ方が確実かと…」
 二宮がスタッフに意見を言っている。


M「うん!そうだね…本人キューで行こう」
 二宮の発言を聞いて、松本が声をあげる。


スタッフ「本人キュー?」
 スコアボードをもつスタッフが松本に確認に行く。

M「うん!秒は、そのままで…UPは自分達がカウントするから、そのタイミングのtime取ってて、音楽の方を調整するから」
 溢れ出るアイデアを口にする松本。

 スコアボードにそのアイデアを書き取るスタッフ。

S「じゃ、声合わせて、五人で飛んでみる?」


M「やろう!!」

 五人が地下に降りて、台の上に立つ。


M「音楽が鳴り始めました!ボーン!ボーン!」
 音楽は流さず、松本が声で雰囲気を出す。


O「Ready!」
 大野が声をあげる。

五人「Tree, two, one, go!」

 勢いよく台が競り上がる。


 五人が高くジャンプしてステージに綺麗に着地した。


スタッフ「おおおお!」

 歓声が上がる。


A「オッケイ!!」

N「いい感じですね」

M「time取れた?」

スタッフ「はい」

M「じゃ、次行こう」

S「次は?」

M「次は、タワーを建ててみようか?」


S「タワー…」

M「大丈夫だよ。翔さん!ちゃんと用意してるから♡」
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