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ロイヤル ミルク ストーリー

第21章 休日 【ピンチ!】









彼は一度スマホを見て

時間を確認しながら



横山「すばるが家から離れたら

アンタに連絡をいれるからな」



「わかりました・・・」



私は下ろしていた荷物を

もう一度車に入れなおした

外に置いたままなら

他の人が見たら変だと思うから



横山「ほんまに、すまんな・・・」



彼は申し訳なさそうに

また入れている私に頭を下げた

その悲しそうな顔を見ると

私の胸は切なくなっていた



「私なら大丈夫なので

気にしないでください」



私は元気よく伝えると

そんな私の顔に安心したのか

微笑みながら



横山「それじゃぁ、なるべく早く

すばるを追い帰すから待っててや」



私は彼に微笑んで返事をすると

彼は一人で車から離れて

家に帰っていたのだった





車の中で私は待っていた

何もする事もなく

暗い駐車場で車の中に居ると

退屈で仕方なかった




私は身体を動かすと

後部座席の今日に買った服を見た



「本当にけっこう買ったよね・・・・」



二人で買い物をした事を思い出して

胸が熱くなっていた


「買い物まで付き合ってくれるって

本当に優しいよなぁ・・・・」



彼を思って呟いていた

そんな私のスマホに

ショートメールが入った




≪ごめん、もう少しだけ待っててな≫



その文字に私は微笑みながら

私は想像していた

今の彼は

すばるさん相手にクールにしているが

内心は焦っているのだろなぁって・・・・




だから彼の気持ちを考えて返信を返した




≪私なら大丈夫なので

時間を気にしないで下さいね≫




そして静かに目を閉じた

彼の事を思いながら胸を熱くしていた



またスマホにメールが届いた



≪すばるとご飯に行くようになった

10分後経ったら戻っても大丈夫やから≫



その文字を見てため息をついた





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