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ロイヤル ミルク ストーリー

第19章 休日 【痛み】






 昼頃に彼が目を覚ました時に

目の前には昼食が用意されていた



起きた時にお腹が空いていたらと

私が用意していたのだ




彼は驚きながら

昼食を見ていたが

その向こう側のテーブルに顔を埋め

待ちくたびれた私が寝ていた






横山「・・・なんや?」




彼は眠っている私とテーブルを見て

何が起こったか考えていた



そして、自分に掛けられた毛布を見て

やっと理解したように笑ったのだ





横山「ほんま、料理が上手そうやな・・・」



そう言いがら

今度は眠っている私に

毛布を掛けたようとした時だった



突然に毛布を掛けられた

感覚に私は驚き

突然に顔を上げて起きたのだ




横山「う”っ!!!!!!!!!!!!」




私は後頭部に痛みが走り

彼の苦しそうな声に驚いた



慌てて振り返ると

私の後ろで

鼻を押さえて苦しそうに

しゃがみこんでいる彼がいたのだ




何が起きたか理解できない私は

自分の痛みを感じている

頭を押さえながら焦っていた




「えっ、え、えっ?」




オロオロしている私を見ながら

彼は鼻を抑えながら

涙目で睨みながら言ったのだ




横山「この石頭が・・・・・」




彼の怒りが私に伝わってくる


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