第12章 未来からの落とし物/徳川家康
「だから……キスは……(か、顔が……家康の唇が触れそう)」
「3秒以内に答えて」
「さ、3秒……?」
「3秒以内に答えなかったら罰を与えるよ」
「え?……だ、たから……くちづ……んっ……」
はい、駄目
3秒たったよ。
……罰にはならないけどね
俺が我慢出来なくて無理やり唇を重ねてしまったんだから__
本当は、軽く重ねるつもりだったんだ。
でも、一瞬離した時に凛の口から洩れる甘い吐息。それを聞いた時に身体中がゾクッとして、もっと凛の吐息が聞きたくなってしまった俺は、何度も唇を味わってしまう。
唇を食べてしまいそうなくらいに激しく__
俺らしくないとは思う
凛の事だけを考えていたいのに、頭の片隅に三成がいる。
意識しないようにすればするほど三成が俺の頭の中を占領してくるのがイヤでイヤでたまらない。
それを追い払うように俺は凛に激しく口付けを求め、荒々しく肌に触れてしまう
「ぁ……もっと優しくして……」
「こうされるの……好きでしょ?」
「んっ……」
凛の蜜壷はすでに蕩けるくらいに熱を帯びていて、蜜が指に絡みついてくる。
「いつもより感じてるみたいだけど……激しくされるの好きなんだ」
「っ……そんな……事……んあっ……」
「……嘘つきな口」
「んっ……」
貪るように舌を絡ませ、蜜壷の中で擦り上げると身体を軽く痙攣させる凛。
「……もう達した?……悪いけど俺はまだ満足してないから」
もっと俺を満たして
凛の甘い声で俺を満たしてよ