第9章 糸電話再び/猿飛佐助
凛さんが扱いやすい人でよかった。
まあ、これも計算の内だけど
別に1人で抜いてもよかったんだけど、俺のおかず(愛蔵エロ絵巻き)を幸村に貸し出し中
エロ絵巻きで抜くのも嫌いではない。
ただ、俺は妄想力に乏しい
観ているだけだと萎えてくる事もある。
でも吐き出したいという性欲には勝てない。本能とは生きていくために必要不可欠のものだ。
ではいったいどうしたら良いのか?
答えは簡単だ。
観て駄目なら聴いてみよう!
実際に凛さんとの性行為の中で俺が最も興奮するのは、凛さんの甘い吐息と淫らな喘ぎ。
それを聴きたい俺は、必要以上に凛さんの身体を触りまくってしまう。
(思いだしただけでも半勃起状態になってるな)
「よしっ!オッケーだよ」
一通り台本に目を通した凛さんは、さっさと糸電話を持って隣の部屋に行こうとしている。
「傍にいてくれないのかい?」
「集中してやりたいし……佐助くんのシているのを見たくてないもん」
「わかった。俺も凛さんに見られたら照れると思う」
「……(佐助くんは照れないと思うよ。今でも真顔だし。本当に佐助くんって表情をかえないよね。
ま、クールな佐助くんも嫌いじゃないけどね)
準備が出来たら教えて」
「ああ……」
隣の部屋に消えていく凛さんを確認すると俺は期待に膨れているナニを取り出し、耳に糸電話をあてがった。