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イケメン戦国 ◇甘い囁き 2◇R18

第7章 糸電話/猿飛佐助


「信長様との戦がはじまるの?」

「違う……相手は信長公ではない。謙信様と敵対している西国の国だ」

「どうしても佐助くんが行かないとダメなの?」

「ああ……もう決めた事だから」

「そんな……」


肩を落として俺の身を案じてくれているのかい?
俺に会えなくなったら少しは寂しいと思ってくれるのかい?


そう思うだけで不謹慎だと思うけど嬉しくなってしまう。
だから、俺は伝えるよ
本当の気持ちを……


「凛さん」

「何……?」




「凛さんのこと__俺は1人の女性として好きだ」

「え……?」

「凛さんはどう思っている?」


無言だけを伝える糸電話
そんな事はじめから分かっていた事で想定の範囲内


「佐助くん……ごめんなさい。私……」

「うん、知っているから」

「え?」

「凛さんに好きな人がいるってことは……」

「佐助くん……」


そんなにすまなそうにしないでほしい。
俺は俺の欲望を満たすために凛さんに酷い事をするんだから


「お願いが1つある」

「なに?」

「俺に凛さんの裸を見せてくれないか?」

「え……?……えぇっ?!」



やっぱり驚くか
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