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イケメン戦国 ◇甘い囁き 2◇R18

第4章 物の怪/明智光秀


もう……ダメ……
イキそう……


「ぁ……ンッ……?!」


イキそうになった途端に筆が私の身体から離れていく
ホッと一息つくけど

……どうしよう?
身体が疼いてしょうがない。



「次は仰向けになってもらおうか」

「え……」

「早くしろ。時間が無い」


躊躇していると私の身体を転がして仰向けにされてしまった。慌てて身体を隠すけど恥ずかしくて顔が熱くなる。

光秀さんが私の身体を見つめている。
そう思うだけで恥ずかしくて……

でも、身体の奥から熱が込み上げてくるような感覚がしてくる。


「凛、腕が邪魔だぞ」

「でもっ……」


涙が出そうになるくらいに恥ずかしい


「腕を縛られたいのか?」

「や……やだ……」

「では退かせ」

「っ……」


それでも手を退かそうとしない私にしびれを切らしたのか、光秀さんに手首を頭上で縛り上げられてしまった。


「やだっ……光秀さんっ……」


こんな恰好やだよ

涙が溢れて止まらない
それでも光秀さんは拘束を解いてはくれずに、真顔で私の顔に筆を滑らせていく


おでこに、頬に、鼻に……唇


「ンッ……ふっ……ンッンッ……」


筆がひとたび触れると恥ずかしさよりも、筆の感触に溺れてしまいたくなってしまう。

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