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イケメン戦国 ◇甘い囁き 2◇R18

第24章 届かない声/明智光秀*光秀side*


素直に凛を城まで送り届ければ良かったはずなのに、俺は自分の御殿へと凛を誘ってしまっていた。まだ一緒にいたいと思ったからだ。

だから俺は凛に言う
雨に濡れて冷えただろうから温まっていくようにと。



「光秀さんって優しいんですね」

「優しい?この俺が?」

「はい」

「おまえという女は甘ちゃんだな」

「?言っている意味がわかりませんけど」

「この乱世で人を簡単に信用しない事だ」



そう、俺を優しい男と勘違いをするな。

俺は隙があればおまえを抱こうと考えている男だぞ。


雨に濡れた凛があまりにも色香を放っているように見えるから。

雨に濡れた凛が儚げに見え、消え入りそうだから




この腕に抱きしめたくなる。

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