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イケメン戦国 ◇甘い囁き 2◇R18

第2章 イライラ/真田幸村


怒りで頭がどうにかなっちゃいそう

息苦しくて、心臓がバクバクとする。

落ち着こうと何度も深呼吸を繰り返すけど
……落ち着くわけないじゃない!!


「……凛?」

「ねぇ、バカ? 幸村はバカなの?」
「最低!! 信じらんない」
「どうして? どうしてくのいちを抱くの?」
「私を悦ばせる為の修行? 私以外の女を抱いて私が喜ぶとでも思っているの?」

言葉が止まらない

これを言ったらダメとか、そんなのは考えられない。
思っている事が口からポンポンと出てしまう。


「幸村は、私以外の女でも勃つの?!」
「どんな理由があっても私以外の女を抱いたら自害してやるから!!」

「ちょっ……凛、まて」

「いや! 待たない」
(懐刀どこよ?!)

「落ち着けよ」

「落ち着いてなんかいられないよ!!」
「幸村が私以外の女を抱くなら幸村を殺す!!」
(懐刀発見!!)

「凛!!」

「ンッ……」



幸村にキスされている私は今までに味わった事のないキスを受けていた。

さっきまでのキスと違う……

今までのキスは荒々しく、口内で舌がただ激しく動いているだけのもの

でも、今は違う

優しく啄むようなキスを何度もしてくれる
ゆっくりと舌を絡めたり、舌先で唇をなぞってくれたり__


キスだけで濡れてきちゃう

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