第18章 鬼はどっち?/豊臣秀吉
荒々しく私の胸に触れてくる手。
その大きな手は私の乳房を握り潰すかのように力が込められて、痛みと恐怖で躰が萎縮してしまう。
逃げたくても逃げれない。
「信長様に近づいた目的はなんだ?!」
私にはわからない
どうしてこの男は執拗に私を疑うの?
「答えろよ」
「っ!!」
男の爪が内ももの柔らかい場所に食い込んでくる。
痛みに顔を背けると露わになった耳に男の唇の感触がする。
「女は武器を隠す場所があるよな」
「?!」
内ももを掴んでいた手が強引に私の秘部の中に挿ってくる。
準備も出来ていない私の秘部に鋭い痛みが走り、泣き叫ぶしか出来ない。
どうして私が?
こんな目に合わなくっちゃいけないのよ
私はただ人を助けただけ
助けた代償が犯される事だなんて……酷すぎるよ
「お願い……やめて……」
「どこに武器を隠してるんだ?……此処の中に隠しているんだろう?」
「……鬼……あなたは……鬼よ……っ!!」
「鬼……?この俺が?」
無遠慮に搔き回された指の動きが止まり、私は男を睨みつける。
「そうかもな……信長様を守るためには鬼でも何でもなれるからな」
自嘲気味な笑み
光りを宿していない瞳
……この男はいったい?
「鬼の俺には良心はない」
「やだっ!!やめてよ!!」
男の手が私の腰を高く持ち上げていく
次に何をされるのか……分かってしまうだけに怖い
「もっと深くまで探さないとな……」
肉棒が私の躰を突き刺していく