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卑屈な恋の終わりかた[おそ松さんR18]

第2章 六つ子。


あぁ、最っ悪...。
こんな最低な気分で昼飯食べたことない。




結局、返事もしないままおそ松兄さんに連れられて、昼飯を食べにきて。
僕の向かい側に、おそ松兄さんと夕香が座った。

「いっちまつー?全然食べてねぇじゃん。
そんなんじゃ大きくなれませんよー?」

そう言って僕の顔をのぞき込む兄さん。

それを見て、幸せそうに微笑む夕香。

「あれ、夕香ちゃんたらほっぺにご飯ついてるよー」

振り返りざまに、兄さんはそう言いながら夕香の顔に手を伸ばした。


...くっそ、あんなに顔赤くして。
ありがとう、と笑う夕香は悔しいほどかわいい。



「わー!ほっぺぷにぷにー♡
何入ってんの、コレ?」

「もう、先輩やめて!ぷにぷにとか失礼すぎます!」

おそ松兄さんが悪ノリして、
夕香にやたらベタベタ触りだした。

いつもならカラ松かチョロ松兄さんも一緒だからストッパーになってくれるんだけど、今日は2人ともいない。



.....止めたほうがいいんだろうか。
でも好きな人に触られたら嬉しいよね、きっと。



身体触ろうとしたらさすがに止めようと思い、
僕は食事を続けることにした。


「いやー、こんな触り心地いいほっぺだなんて知らなかったなー♡」

おそ松兄さんはまだほっぺから手を離さずにいる。






.....知ってるよ、僕は。
夕香のほっぺがぷにぷにで柔らかいこと。
白い肌がスベスベで気持ちいいこと。
耳が弱いことも、意外とフェラがうまいことも。
イイトコも、僕は知ってる。










2人きりにさせるなんて癪だから、言われるがままついてきたけど。
やっぱり一緒に昼飯なんて来るんじゃなかった。

思い知らされるだけだった。
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