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卑屈な恋の終わりかた[おそ松さんR18]

第2章 六つ子。


昼休み、また夕香を目で追ってる。

「チョロ松くーん。お昼行こー?」

そう言って、への字口の三男に駆け寄っていく。


夕香とチョロ松兄さんは同期入社らしい。
新卒の頃から部署も同じでなにかと頼りにしてると、夕香が言ってた。


「...駄目。全然終わんない。
キリつかないから今日無理だわ。」

「え~?!そうなの?」

「兄さん達、まだいるでしょ?一緒に行ってきたら?」


しゅんとした後、チョロ松兄さんの言葉にパッと笑顔になる。
嬉しそうな、恥ずかしそうな笑顔。




...ほんっとムカつく。
チョロ松兄さんも余計なこと言わなくていいのに。

心の中で舌打ちすると
背後に全体重かけただろってくらいの重みを感じた。


「お昼一緒に行っちゃうー?
あ、カラ松は今外出てるから3人で♡」


ほらほら、行こう!と
僕と夕香を急かすおそ松兄さん。





.....まだ行くなんて言ってないんだけど。
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