第2章 始まりのバスケ部
円城寺「っ…」
「だってさ。で?あんたはどうするの?」
円城寺「今吉さん…やちゃって」
今吉「はいはい」
すると私の腕を掴み固定する
「なっ…!?」
今吉「悪いな、美希ちゃんからのお願いや。みんな好きなようにしてええで」
そう言うと周りに男が集まってくる
桃井と円城寺が部屋を出ていこうとする
その時の円城寺は
「…っ!!」
笑っていた
すると突然殴られ私は気を失った
・
・
・
「う…」
目を覚ますとそこには制服のスカート、わたしの下着がボロボロになって散らばっていた
胸元を見ると引き裂かれたあとのあるブラウスに強引に取られたブラジャーがあった
何をされたのか検討はついていた
体から男の体臭がする
男の汗の臭いもする
傷跡もある
「…」
私は声を出せなかった
言葉も失いどうすればいいかわからなかった
ただその光景を見つめるしかなかった
?「おい」
「…?」
上を見上げる
「青峰か…」
青峰「逃げろ、今日は家に帰れあいつらが来る前に」
カチャカチャと枷を外す
青峰が持ってきてくれたジャージを履き私はその場から去っていった
涙が止まらなかった
生まれて初めて泣いたような気がする