第8章 過去
花宮「おい、こっち向け」
「ッいやだ…」
花宮「…」
少しいじめすぎたか…
まぁ、大体こいつがいけねぇんだからしょうがねぇことなんだけどよ
花宮「ふは!なんてな。流石の俺でもトラウマうえ付させられてる女を襲うなんて趣味はねぇよ」
「ッ…」
花宮「さっさと寝ろ…ッ!?」
俺が上から退けようとするといきなり抱きついてきやがった…
…コイツって奴は本当に…!
花宮「…っはぁ…お前…」
「…別に…まこたんだったらいいけどな(ボソ」
…は?今コイツ…
なんて…?
俺だったら…いいだと…?
「っあ!あ、いや、それは…あの…何でもないです…」
おまけに顔真っ赤にしていやがって…
説得力なさすぎだろ
花宮「ま、いい。もう寝ろよ」
そう言い、俺は電気を消しの隣で寝る
いつからだ
こんなふうになったのは
前はこコイツ
こんな奴じゃなかったよな
確か…中学の時に
あの事件が起こってからだな