第2章 始まりのバスケ部
原「ん〜?ねぇねぇ、あの子めちゃくちゃ怪我してない?」
古橋「本当だな」
花宮「ほっとけ。行くぞ」
原「アレ、助けないのん?」
花宮「関係ねぇーよ」
原「ま、それもそうか」
山崎「…」
花宮「…」
原「アレ、気になってる感じ?」
瀬戸「ていうあれ、花宮の知り合いじゃない?」
原「…?桐皇の?」
花宮「…んなわけねぇだろ、ここまで来るかよ普通。行くぞ」
原「はいよん」
・
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モブ「アレ?桐皇の夏目ちゃんじゃん」
「…ちッ」
無駄なやつが絡んできやがって…一般生徒まで絡んでくるのかよ
しかも桐皇の奴か…
モブ「あ?舌打ちしてんじゃねぇよ!」
くるッ…!
ドカッ
目を瞑って耐えようとしたが音はしても攻撃がない
あれ…?
?「何してるんですか?」
モブ「てめぇ…ざけんなッ!関係ねぇだろ!」
?「それが関係あるんだよねー、こいつが」
ボカッ
「ッ…!は、花宮!?」
花宮「女に手出すのかよ、きたねぇ男だな」
モブ「てめぇ…!」
原「何?まだ手出す気?」
瀬戸「今度は俺たちか…」
古橋「…逃げるならまだ間に合うぞ?」
モブ「ちッ…くっそ…!」
原「わー、ほんとに逃げたよ。くそウケるんですけどwww」
霧崎第一の奴らじゃねぇか…
そんなとこまで来てたのか…
あ…ヤバイ…
不思議な安心感があったからかいつの間にか気を失っていた