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【黒バス】悪童とともに復讐を【花宮真】

第2章 始まりのバスケ部


「く…傷が深すぎて歩けない…」

 

車通りの多い横断歩道

 
目がうつろで前がよく見えない

 
前も後ろも左右も

 

信号が赤なのかも青なのかも
 

 
呪ってやる

 
いつか絶対たたきつぶしてやる
 

殺してやる

 
私にしたことを全部倍にして返してやる…

 


「はぁ…はぁ…」

 


ヤバイ…


 

私は自力で歩く

 

 


傷だらけでも

 

この場所からはしばらく離れたくて
 

 
ただ、ひたすら前に進んだ
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