第8章 過去
「お風呂上がった〜」
花宮「ん…はっ!?」
おい…
なんで俺のジャージ着てるんだよ!?
「ああ、今日借りたから。パジャマ持ってないからさ」
いやいやいや…そういう問題じゃねぇだろ
「下は学校のハーパン履いてるから大丈夫」
花宮「そういう問題じゃねぇよ」
「えー…いいじゃん今日くらい貸してよ」
花宮「…自分の着りゃいいだろ」
「…ないもん」
花宮「嘘つくんじゃねぇ!」
「…別に脱いでもいいけど下、下着だからね?」
花宮「…」
「…ん?」
花宮「…」
「…」
花宮「…誘ってるつもりだろうがそんな気は俺には全く起きねぇからな」
「なッ…!!違う!誘ってない!!」
恥辱で顔を真っ赤にしながら言う
思っていたよりも面白い反応をしたな
花宮「あ、そ」
「今の絶対ワザと言ったでしょ!!」
あ、ヤバイな
辱めすぎての顔が真っ赤になってきた
花宮「お前もう寝ろよ」
「寝る!!」
そこは素直なのか