第7章 中学時代
今吉「花宮くーん」
花宮「先輩、なんですか?」
最近よく来る先輩
男バスの先輩らしい
コイツもとにかく胡散臭い
笑顔がもう真っ黒い
花宮よりも関わりたくないと思った。
今吉「おー…また君かいな。えーっと確か名前は」
「…カトリーヌ花子です」
今吉「いや、絶対ちゃうやろw」
「…今吉翔一です」
今吉「いや、ソレわしやんw」
花宮「…夏目さんですよ」
今吉「あ、そうやったわ、ちゃん♪」
本当に…
胡散臭すぎて反吐が出そう
「はぁ…部活行こ」
今吉「アレ?今日女バス部放課後練ないよなぁ?」
ニヤァ…っと笑いながら言う今吉
今少し殺意沸いたわ
「帰ります」
今吉「なァちょっと待っとってーや〜」
「うっさいなぁ…あ」
今吉「今の…素やろ?」
また笑いながら聞いてくる
「はぁ…私があんなイイコちゃんなわけないじゃないですか。殺されたいんですか?物理的に」
今吉「お〜怖い怖い。なら…ちょっと男バス寄っていかへん?聞く所によると、ちゃん、キセキの世代に匹敵する、それを超えてるっちゅー上手さの実力の持ち主って聞いたんやけど?」
「…」
今吉「来たらアイスおごったる、わなァ花宮クン?」
花宮「いや…俺もかよ…(ボソ
ああ、はい。僕はどちらでも構いませんが」
「奢りなら行きます」
今吉「ほな、じゃあ行こか」