第4章 霧崎第一高等学校
花宮「さっさと歩け」
「ねーむーいー、おぶってー」
花宮「ガキかテメーは。やるわけねぇだろ」
「ちぇっ…」
花宮「おい、おいていくぞ」
「あ、ちょっと待っ…うわ!」
花宮「は?お前なにしてっ…!」
ドサッ
つまずき転びかけたを花宮が支える
「っ…!」
顔の距離が近くて、頬が熱に染まり自然と赤くなる
花宮「ッ…余計な迷惑かけんなバァカ」
「スミマセンデシタ…」
花宮「ったく…これ以上傷増やしてどうすんだよ…まだ完全に傷口塞がったわけじゃねぇんだからな。お前がバスケやりたいって言ったから大目に見てやっただけで…」
くどくどくど
あ、オカンスイッチはいちゃった
「あー…花宮?」
花宮「なんだよ」
すっごい不機嫌そうな目で見てきた!
「あの…近い…」
花宮「…ッ!?」
支えたままのことを忘れていたらしく、驚く花宮
ちょうどその時
カシャッ
「!?」
突然聞こえるフラッシュ音
「原!?」
原「ア、しくった」
山崎「バカ何やってんだよ!」
古橋「俺は無実だからな」
瀬戸「くぁっ…ねみー」
原「朝からいちゃつくゲス宮wwww」
花宮「テメェら…!!」
原「ゲス宮キレるwww」
花宮「とりあえずザキ死ねぇええええ!」
山崎「ザキって言ってる時点で死ねって言ってるうう!!」
原「wwww」
花宮「待てコラ、原ぁあアアアア!!」
古橋「おはよう」
「あ…おはよ」
瀬戸「とんだ災難だったねー…何が起こったのか俺は知らないけど」
「まぁ…うん」
古橋「大丈夫か?」
「へ?何が?」
古橋「顔が赤い。多少元気がないようだが」
「そ、そんなことないけど!」
古橋「そうか」
…言えるわけない
さっきから心臓がうるさくて
ドキドキしてるなんて