• テキストサイズ

【黒バス】悪童とともに復讐を【花宮真】

第3章 悪童


まこたんのおかげで何とかなった


更衣室は新しいわけではない

どちらかといえば古い
しばらく誰も使っていなかっただろうが
掃除した形跡があった

 

「ありがたいねーまこたん」

 

ぽそりと呟くと自然と笑みがこぼれた

 

花宮「何一人で笑ってるんだよ気色悪ぃ」

 
「なっ…!?変態!」



心臓が飛び出すかと思った…



花宮「あ?ドアノックしてもお前が気づかねーんだろうが。20分も待ってたんだからな」

 
「ご、ごめんなさい…」

 
花宮「まぁいい、帰るぞ」

 
「え、どこに?」

 
花宮「あ?俺の家だよ。文句でもあんのか?」

 
「まこたん…」

 
花宮「んだよ」

 
「襲うつもり?」


花宮「殺すぞ」

 
「ごめんなさい」

 

はぁ…ほんとにどうしよう…引っ越さなきゃな…

桐皇から霧崎第一まで遠いし…

借りてるアパート桐皇よりだからそこから登校するのにもちょっと無理があるよな…



「はぁ…」



深いため息が出る



「居候しちゃうか〜なんて…」

花宮「あ?あたりめぇだろ。もう引越しの業者に頼んで荷物俺ん家に届いてんだからな」

「なぁ!?いつの間に何してるの!」

花宮「なら野宿するか?」

「アリガトウゴザイマス花宮さま」
 
花宮「ふはっ」

 




「マロマユめ…」

 
花宮「なんか言ったか?(黒笑」
 

「なんでもございません」

 


/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp