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Side by Side  【気象系BL小説】

第15章 Dreamin' Birthday


「あーいいなぁ。俺も欲しい」

「相葉ちゃん、そんな言わないでよ。

 今度描くから。ね?」

「おーちゃん、約束だよ!」

「うん!」

そんな俺のことが判ったのか?

それとも本気か?まーくんが混ぜかえす。

それに乗った大野さん。

湿っぽくなりそうだった空気が変わった。

「俺たちからのプレゼントはごめん、

 間に合わなかったから後日ね?


 あのさ、和、この部屋ね、

 1泊取ってるのね?

 これもプレゼント。

 だけど泊まれるのは2人までなの」


と翔さん。


「だからさ…」


そういうと4人が急に俺の前に跪いた。

芝居の中の王子様のように

俺に向かって手を差し伸べて…。


「和、誰と一夜を過ごすか決めて」

と大野さん。


「和、俺とめくるめく夜を過ごさない?」

とウインクしながらJ。


「いや、俺ととろけるような夜を過ごそう?」

と翔さん。

「和、俺とファイナルラブしよ?」

と大野さん。

「…」

何も言わず太陽のように笑って

手を差し伸べるまーくん。


「おれが選ぶの?」


「そう」

4人の声が揃った。
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