第45章 相葉雅紀氏の(ファナティックな)愛情
「え?なんで?
僕、なんも悪いことしてない…」
潤ちゃんの腕の中でもがくおーちゃんの耳元で潤ちゃんが何かを囁く。
途端に大人しくなったおーちゃん。
なにを言ったんだか…。
おーちゃん、顔がほんのり赤くなってる。
「ほら、いくよ?」
潤ちゃんの一声で俺も翔ちゃんの手を取り最近整えたベッドルームへ。
キングサイズの更に上。
ワイドキングサイズのベッドを2台入れた部屋はそれだけでほぼ埋まったけど…、これからの俺たちにはさらに必要になるって翔ちゃんが主導で整えた。
その2台のベッドにそれぞれ押し倒される上の二人。
「ね…ほんとにやるの?
俺、悪くなくない?」
まだ、往生際の悪いことを言う翔ちゃんの口を俺の唇で塞ぐ。
「んっ、んんっ…」
くぐもった声をあげる翔ちゃんの口の中をたっぷりと蹂躙する。
翔ちゃん、なにげにここ、弱いんだよね…。
そんなことを思いながら上顎の裏を尖らせた舌で愛撫する。
「んっ、…まさっ……っめ」
胸を押すようにする翔ちゃんの手を捕まえてそのままベッドに押し付けながら翔ちゃんの体を倒し、更に濃厚な口づけを交わす。