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Side by Side  【気象系BL小説】

第45章 相葉雅紀氏の(ファナティックな)愛情




「大体、雅紀も雅紀だよ。

 あんなふうにかわいくて、セクシーな智くん、独り占めしてさぁ…」


ほら来た!
まさにニノちゃんの言うとおり…。

絶対に流れ弾くるって…。

でもね、今日はただじゃやられてあげないよ?

だってさ、あのカズさんの発言、怒ってたのはおーちゃんだけじゃないから…。

俺たちだってさ、それなり怒ってるんだからね?


「俺が悪いの?

 だってさ、ジャンピングシューター、ヤダって言ったの翔ちゃんじゃん?」


「あの点数差なら兄さんと雅紀が行くのが妥当だって言っただけじゃん?」


「でも結局やらなかったのは翔ちゃんだよ?

 ニノと松潤はキーパーやって、選択の範囲外だったわけだし」


「ねえ、翔さん自分で言っててわかってる?
 言ってること、支離滅裂だよ?」


予定通り松潤のアシストが入る。


「そうそう、そういうの八つ当たりっていうんじゃないの?

 でもそもそも今日の翔ちゃんに八つ当たりする要素がないでしょうよ?

 オープニングトークでもだいぶデレてたし、ゲストからもモテモテだったし?

 コンビで取り合いってよっぽどよ?」


ニノが正論で翔ちゃんを焚きつける。


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