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Side by Side  【気象系BL小説】

第39章 松本潤氏の(ファビュラスな)視線



んなことを思ってる間に長瀬くんの合図で俺たちは次々と舞台に出る。

いつの間に翔さんが隣に居て、それだけでいつもの俺らに戻る気がしてなんか嬉しくなる。

胴上げには参加せず見守る。

長野くんを祝福したい気持ちは俺達よりもTOKIO兄さんたちの方が遥かに大きいから。

それだけの絆のある人達だから…。
俺たちも関ジャニ∞のみんなも周りから見ていた。

羽鳥さんに振られて予定通りコメントをした智。
それに突っ込むところまで予定通り。

CMに入るタイミングで捌けながら翔さんに声をかける智。

うんうんって頷いた翔さんが俺にあとを頼むって顔で智の背を押した。

袖に引っ込みながらリーダーをエスコートする。

後ろから微妙な歓声が上がったが知るもんか。


「ほら、帰るよ?
 着換えしないとね?」


「え、もう着替えないとダメ?
 横たちの、見たいんだけどなぁ」


珍しくわがままを言う智。


「でも関ジャニ∞のあと、
 桑田さんが終わったらもう、
 すぐに出番だよ?」


「……翔くんと…一緒に着替えたい…」


そういう事ね…。
翔さん、桑田さんの紹介終わったら戻ってくるから…。
でも無理だよ?その前に着替えた衣装で提供バックの撮りがあるんだから…。

そう言おうと思ったところに雅紀の声が割り込んだ。


「おーちゃん、わかったから見てていいよ?
 ほら、潤ちゃん、先にいこ?」


雅紀に言われてわかったって答えざるを得なくなる。

雅紀には雅紀なりの考えがあるんだろうしこういう場合、野生のカン?に乗っかったほうが上手く行く…はず。

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